赤ちゃんポストに世界が動く!「国際ベビーボックス連盟(IABB)」

国際ベビーボックス連盟

赤ちゃんポストの国際連盟が設立されたのを知っていますか?

2018年11月1日に熊本の慈恵病院が発端となって設立にいたりました。

国際ベビーボックス連盟(International Association of Baby Boxes )」という団体です。

団体の意味は

  • International…国際、国際的
  • Association…協会、団体
  • Baby boxes…ベビーボックス

このような意味になります。

国際ベビーボックス連盟(IABB)とはどのような団体なのか

実際に、団体が発足しました、とだけ分かっても、どのような団体なのか分からなければ、興味もわかないと思うので、まずは軽くでも知っていただけたらなと思います。

この国際ベビーボックス連盟という団体は、赤ちゃんポストが抱える問題を解決に向けて活動したり、情報交換などをしあう事によって、よりよいものを作っていく事を目的とした団体です。

この団体の主な活動内容は、団体のHPにもこう載せられています。

IABBとは~。Baby Boxの運営者及び研究者、社会的擁護に関わる方を中心に、Baby Boxの運営者及び研究者、社会的擁護に関わる人々の交流と情報交換などを目的とし、主に本サイトによる情報発信Baby Box運勢者の相互訪問、交際シンポジウムの開催を行っています。

引用元:http://www.iabb.info/

このような活動目標をたてているのです。

そこで、今回1つ大事な点がありまして、この国際ベビーボックス連盟(IABB)を発足させる要因になったのが日本なのです。

日本が団体発足の要因になった理由

今回の団体の発足した経緯と日本が要因となった理由がHPに記されています。

2018年4月、世界のBaby Boxの現状と課題について、初めての国際シンポジウムを熊本市において開催しました。2日間で計11カ国のBaby Box運営者や研究者に各国の現状と課題をご報告頂きましたが、世界には他にも多くの国々でBaby Boxが設置されていることが明らかになりました。また、Baby Boxの抱える問題点、課題には各国共通するものも多く、今後、各国がこれらを共有し、連携して解決していく必要性を感じました。

引用元:http://www.iabb.info/(IABBのHP→あいさつ)

これは、慈恵病院に勤めている 事務局長 蓮田 健さんの言葉になります。

初めての国際シンポジウムについてはこちらになります。

捨て子、遺棄、殺害など、いろんな国々で問題になり解決に向けての動きもあったけれども、あくまでも、それは自分の国の中だけでしか行われていませんでした。

もちろん日本もその中の1つです。

赤ちゃんポストを運営していくにあたって、法律や倫理観やイメージなど、様々な問題点が出てきてしまいます。

その問題を解決していかなければ、普及もしないし認知度も広がりにくいのです。

なので、法律などの様々な問題点を解決しながら、前に進んでいく為に世界の情報や協力が必要という事になり、国際ベビーボックス連盟を立ち上げる事になったのではないでしょうか。

海外と日本の比較

ドイツ=約100ヶ所の赤ちゃんポスト設立

アメリカ=似たような制度を作り約3400人の保護

韓国=2カ所、2009年12月~2015年9月までに784人の保護

に対して

日本=2007年5月設置~2015年度までに125人の保護

これを見てわかるとおり、ほかの国に比べて圧倒的に少ないのが分かります。

もちろん、人口の差などもありますが、大きな要因の1つとして日本に1ヶ所しかない事だと思います。

日本の赤ちゃんポスト(こうのとりのゆりかご)は熊本県に1ヶ所あるだけなのです。

全国から、赤ちゃんを預けに来る人がいるとはいえ、やはり都心から離れている分、預けに行くのが大変になってしまうので利用しにくくなってしまっているのです。

参考:厚生労働省(https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/)

国際ベビーボックス連盟の参加国

国際ベビーボックス連盟(IABB)の参加国は10の国と11の団体が居ます。

参加国

日本・ドイツ・アメリカ・インド・韓国・ラトビア・ポーランド・ロシア・南アフリカ・スイス

この10ヶ国です。

この中のドイツから2つの団体が参加しています。

※2018年11月29日に公式サイトが公開され、参加国の詳細が判明しました

世界と協力して赤ちゃんポストの国際連盟を設立したきっかけ

これについては、少し時期をさかのぼることになります。

2018年4月14日に熊本で開催された国際シンポジウムです。

参考:http://urx.blue/NTlD

このシンポジウムは、赤ちゃんポストをテーマに、運営に携わる世界各地の人々が現状と今後の課題について話し合われました。(赤ちゃんポストのほかにも内密出産のことや、制度に対する法整備や国民の理解などの課題など)

このシンポジウムには、日本、ドイツ、アメリカ、中国、韓国、インド、ロシア、ポーランド、スイス、ラトビア、南アフリカの11ヶ国が参加しました。

そして、参加した多くの国が国際ベビーボックス連盟に参加しているのです。

赤ちゃんポストは世界で必要とされる制度

国際シンポジウムが開催されたり、国際同盟が設立されるなど

2018年は赤ちゃんポストの世界的な取り組みが一気に進んだ年になりました。

児童遺棄や中絶そして出生率の問題は、日本だけではなく世界的にも問題視されているという事を知って頂きたいと思っています。

赤ちゃんが死ぬだけでなく、そのお母さんも逮捕されてしまうのです。

2人の人生が多きく変わってしまうよりも、少し冷静になって赤ちゃんポストに預けて、生きて別の人生を歩んでほしいのです。

なぜ、世界で赤ちゃんポストは必要とされるのか

子育ては、どうしてもパートナーの協力や仕事の都合上、1人で子育てをする事が多くなってしまいがちです。

1人で子育てし、独りで悩む。

気軽に相談できる相手も近くにはいない、居るのは悩みの種となってしまった自分の子ども。

追い込まれ、押しつぶされてしまっているお母さんが世の中にはたくさんいます。

このような状況になってしまったお母さん達を助けられないでいると、楽になるために我が子に手をかけてしまう…という状況になってしまう可能性が高いのです。

また、出産という行為は1人ではとても危険な行為であるともに、隠しきれるものではなく

出産⇒赤ちゃんが泣く⇒周囲にばれる⇒怖い、責任が取れない、どうなるかわからない⇒殺める

高校生や大学生で「望まない妊娠」をしてしまった、気づかず中絶可能期間を過ぎてしまった女性たちが、このような行為に及ぶことも少なくないのです。

もちろん、これだけではなく貧困やDVなどの原因もたくさんあります。

誰にも助けを求めることが出来ず、独りで人知れず苦しむ「緊急下の女性」
「緊急下の女性」のもとに産まれた、助かるべき命の「赤ちゃん」

この2人を救うためには、「赤ちゃんポスト」が必要になり
世界的な取り組みをすることがこの先必要になってくるのです。

まだまだ設立されたばかりの赤ちゃんポストの国際同盟

国際ベビーボックス連盟(International Association of Baby Boomers 通称:IABB)

今後の動きにとても注目していきたいと思います

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