里親制度には4種類あるって知ってた?

腕を組む女性 里親

「里親」という言葉は、みなさん一度は耳にしたことがあると思います。

では、その「里親」には種類があるのを知っていましたか?

里親の種類

恐らく一度は耳にしたことのある「里親」

この「里親」はいわゆる「養育里親」と呼ばれるものになります。

何かというと、親の病気・虐待・貧困 … など様々な理由から、児童養護施設などに入所している子ども達を、実親に代わって養育する里親のことです。

では、この「養育里親」のほかにどのような里親があるのでしょうか。

里親は全部で4種類あります。

この4種類になります。

里親の種類と説明

では、上記で説明した4種類の里親について、表でさくっと見ましょう。

  養育里親 専門里親 親族里親 養子縁組里親
認定条件 ・養育里親研修を修了 ・専門里親研修を修了 ・保護児童の3親等以内 ・養子縁組による養親を希望
・経済的に困窮していない ・養育里親として3年以上の経験 ・両親や監護する者による養育が期待できない ・他は養育里親の条件に準ずる
※欠格事由に該当していない ・児童の養育に専念できる ・他は養育里親の条件に準ずる  
人数 4人(条件次第で6人) 2人(養育里親と同条件で最大6人) 該当の保護児童のみ 養子縁組として迎える人数
補足 5年ごとの更新 1人の子どもを養育出来るのは開始日から2年まで(都道府県が認めた場合は期間の更新が可能) ・研修や更新は養育里親と同じ
・必要があればその他の研修
必要に応じてその他の研修を受ける

 

この表では、4種類ある里親の簡単な特徴や違いが分かっていただけたら嬉しいです。

欠格事由とは(原文)

  • 成年被後見人又は被保佐人(同居人にあっては除く。)
  • 禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わり、又は執行を受けることがなくなるまでの者
  • 児童福祉法等、福祉関係法律の規定により罰金の刑に処され、その執行を終わり、又は執行を受けることがなくなるまでの者
  • 児童虐待又は被措置児童等虐待を行った者その他児童の福祉に関し著しく不適当な行為をした者

厚生労働省の資料から抜粋していますが、やはりパッと見てわかりにくい文章で書いてあるので、簡単に分かりやすくしたのが下になります。

欠格事由とは(要約)

  • 精神上の疾患により、状況を弁論・認識することが不十分な者
  • 刑務所に入ったことがある者や、執行猶予期間中の者
  • 児童福祉や福祉関係で罰金の刑に科せられたもの・猶予期間中の者
  • 自分の子どもへの虐待、養護施設・里親などで虐待を行った者、児童福祉に関し不適切な行為を行った者

里親になるまでの流れ

里親になるためには、それぞれ該当する研修を修了して、里親と認定されなければなりません。

そして、里親と認定されたからといって、すぐに子どもを預かり養育できる訳でもないのです。

正式に子どもを迎え入れる前に、子どもと数か月の交流を行い、お互いに良好な関係を築けるかどうかの確認をするのです。

児童紹介

児童相談所などから養育が必要な子どもの紹介があります。

引き合わせ

担当となった職員や児童福祉司から、子どもの状況などの説明を受けて、実際に児童養護施設や乳児院に行き、子どもが生活している環境で面会を行います。

子どもとの交流

面会を行ったりし約1~3か月の交流を経てから、少しづつ外出やお泊りなどを行い交流を深めていきます。

子どもの委託

里親の意向・子どもの状況などを担当職員が総合的に判断して、児童相談所が子どもを委託するかどうかの可否を出します。

養育中

児童相談所の職員が定期的に家庭訪問をし、家庭状況などの確認を行います。

子どもの委託は2年ごとに見直しがされて、良好であれば必要に応じて委託の更新がされます。

措置解除(そちかいじょ)

2年ごとの更新のストップ・子どもの年齢満了・家庭内トラブルなどの理由によって、委託措置が解除されます。

まとめ

みなさんが1度は聞いたことがある「里親」でも、4つもの種類があり親・子それぞれに必要な条件があります。

しかし、この条件も愛情を失ってしまった者・愛情を与えようとする者、この両者を守るためにあるので、もっと里親の方達が増えてほしいけれど、きちんとした家庭になって欲しいから粗悪な里親は無くなって欲しいと簡単にはいかない気持ちがあります。

また以前に「初めまして 愛しています」という、里親を主題としたドラマもやっているので、興味がある方はぜひ見てみてください。

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