親族里親とは?ほかの里親とは全く違う里親?!

里親

  • 一般的に里親として、知られている「養育里親
  • 障害や、専門的な知識が必要である「専門里親
  • 3親等以内の親族しかなれない「親族里親」
  • 養子縁組を組むことを前提とした「養子縁組里親

この、4つある里親制度の中から、3つ目にある「親族里親」について説明していきたいと思います。

親族里親というのは、中々聞きなれない言葉であり4種類の中でも少し特徴が変わっています。

親族里親とは何か

では、親族里親とは一体どのような里親制度なのでしょうか。

親族里親というのは、施設などに保護された子どもの3親等以内の親族が実親に代わって里親になる制度の事です。

実の親が亡くなってしまったり、長期入院や重たい病気、さらには行方不明など、実親が実子を育てる事が出来ない場合にこの制度が適用されます。

完全な赤の他人である養育里親よりも、親族の方が子どもを預かり養育をする親族里親の方が、子どもの心理助教などを考慮した上で優先される事が多いとされています。

3親等以内はどこまで

3親等以内の親族は、誰までの事を言うのか。

パッとすぐに言える方は少ないと思いますので、簡単な図を用意してみました。

こちらの上記の図が、親族図となっています。

1親等…お父さん・お母さん

2親等…おじいちゃん・おばあちゃん・兄弟姉妹・(それらの配偶者)

3親等…ひいおじいちゃん・ひいおばあちゃん・父母の兄弟姉妹
(図の本人が子どもと仮定している為、配偶者側の親族や孫・ひ孫などは太字にしていません。)

これらに該当する人が、3親等以内の親族になります。

親族里親が適用されるのは、主に1親等に該当する実親が亡くなる・行方不明など上記最初の方で説明した理由によって、子どもを育てられなくなった場合になります。

親等の数え方

親等の数え方は、血の繋がりの上下に移動を何回したのかになります。

血の繋がりや親等図の上下関係から計算をします。

  1. 自分の親や子ども
    1回しか移動しないので1親等
  2. 兄弟姉妹
    ①本人から両親に移動、②両親から子ども(兄弟姉妹)に移動、なので2親等
  3. 叔父や叔母
    ①本人から両親に移動、②両親から祖父母に移動、③祖父母から叔父叔母に移動、で3親等

    ※血縁関係の全くない配偶者(結婚相手)は、誰と繋がりがあるのかで、〇親等なのか変わってきます。

親族里親の補足

第一前提として、本来子どもは実親に育てられるべきと法律や権利によって決められています。

なので、入院や病気などの場合で、まだ実親が存在している時は実親による養育を可能な限り検討する事になっています。

また、叔父や叔母などの直接養育する義務がない者が、親族里親となって養育する場合は、一般的な里親(養育里親)と同じように里親手当が支給されます。

もちろん、必要に応じての研修などはあります!

親族里親の良いところ

親族里親というのは、色々とメリットがあると思います。

親戚の集まりや帰省時などで、顔を合わせたことがあった場合、知っている人というだけで、子どもの心理的に安心感が赤の他人と比べてかなり変わってきます。

もし、叔父や叔母に引き取られた場合、甥や姪(子どもにとって”いとこ”)が居る場合もあり、年の近い存在が身近なため、同年代との自然なコミュニケーションが日頃から取れる可能性が高いです。

コミュニケーション取りやすい、安心感があるというだけで、子どもの成長には大きく関わる事があり、親にとって都合の良いイイ子(他人の顔色を常にうかがうようになり主張の少ない子)にも、恐らくなりにくいと思います。

大人も同様だと思いますが、子どもにとって知らない人・慣れていない人と生活するのは、かなりのストレスが溜まるものです。

もう1つあるとすれば、世間の目や血の繋がりを重要視しやすい日本では、3親等以内の”親族”というのは何かするにあたって、ややこしくなりにくいと思います。

さいごに

 
養育里親専門里親養子縁組里親族里親

これら4つのほかにも
1年以内の短期的な委託をする短期里親

と呼ばれるものもありますので、プチ情報としていかがでしょうか。

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