養子縁組、2種類の違いとは?

養子・養親

今までに「普通養子縁組」と「特別養子縁組」の2つを紹介してきました。

じゃあ実際にその2つのどこが違うのかというのを簡単に説明していきたいと思います。

普通養子縁組と特別養子縁組の違い

比較する時に見やすい表でざっと見ていきましょう。

 

  普通養子縁組 特別養子縁組
縁組の成立方法 ・養親と養子の同意のみ
・家庭裁判所の許可が必要
・実親の同意が必要
・最終決定は家庭裁判所が決定
子ども戸籍 実親と養親の両方に子どもの戸籍がある状態 実親抜かれて、養親の戸籍のみに入っている状態
養親になる条件 一般的な生活が出来れば特に条件はない 25歳以上で配偶者がいなければならない
養子にする条件 基本的に条件はなし 原則6歳未満の子ども(1~5歳)
監護期間 なし 6ヶ月
子どもの戸籍 養子と表記される 実親の表記無し。「長男(長女)」などと表記される
養親との離縁 養親と養子の同意があれば可能 原則不可

パッと違いとして挙げられるのは以上になります。

各項目の補足

それでは、それぞれの詳しい違いや補足などを説明していきたいと思います。

縁組の成立方法

どちらも基本的に家庭裁判所の許可が無ければ成立することは出来ません。

許可といっても、児童福祉施設などの職員が渡す書類や、子どもの意思の確認などの最終確認だと思います。

普通養子縁組の場合は、養親と養子の同意・児童福祉施設の方の判断が大丈夫となれば、家庭裁判所に縁組の申し立てをすることが出来ます。

特別養子縁組の場合には、養親と養子の同意・施設の方の判断に加えて、実の親の同意も必要になってくるのです。

ただし、赤ちゃんポストに預けられたなどで、実親の所在が不明であったり、ひどい虐待などを受けていた子ども、などの場合は実親の同意が必要では無くなる場合があります。

養子にする子どもの条件

こちらも、普通養子縁組の場合には、条件などはありません。

しかし、特別養子縁組の場合には原則6歳未満であること。という条件があります。

6歳未満ということは、0歳~5歳で無ければなりません。

この年齢制限は、養親になる方が家庭裁判所に申し立てをする時点での子どもの年齢になります。

OKの場合
顔合わせなども済んで、6か月間の監護期間中に6歳になる誕生日を迎えてしまい、養子になる子どもが6歳の状態で家庭裁判所に申し立てをする。

NGの場合
初めて出会った時は5歳だったが、手続きや顔合わせをしている内に6歳になってしまったが、そこから6ヶ月の監護期間も終わり、養子になる子どもが6歳の状態で申し立てをする。

このOKとNGの違いは分かりますか?

この家庭の子どもになって問題はないかの最終確認である6ヶ月の監護期間が重要であり、6歳の誕生日がこの期間より前なのか、この期間中なのかによって違ってくるのです。

様々な詳細は「普通養子縁組「特別養子縁組」のそれぞれの記事で説明しているので、良かったら見てみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました