養子縁組里親とは?養子縁組を前提とする里親制度

里親

【里親の種類】

その1養育里親…一般的に知られている里親

その2専門里親…育児に専門的な知識が必要な里親

その3親族里親…3親等以内の親族のみがなれる里親

では、今回は「養子縁組里親」についてです。

一言で簡潔に言ってしまえば、将来的に養子縁組を組むことを前提とした里親の事です。

養子縁組里親とは何か

この「養子縁組里親」とは、他の記事に書いた養育里親や専門里親とは、少し似て異なるものになります。

子どもが実の親元では生活するのが困難な状況であり、実の親も子どもを養子に出して、親権も手放すと明確な意思がある場合に適用され
里親となった家族は、一定期間経った後に親権を獲得し、戸籍上でもその子どもの親となる事が条件である制度。

一時的な預かり期間ではなく、戸籍上でも親になるためのもので、自分や子どもの人生に大きく関わる大切な制度なのです。

他の里親との違い

他の里親というのは「養育里親」と「専門里親」の事を指します。

この、2種類の里親と養子縁組里親の違いというのは

  養育里親 専門里親 養子縁組里親
親権 親権は実の親が持っている
里親にはありません。
養子として迎え入れる事が前提のため、最終的には里親が持つ事になります。
子どもとの籍 籍を入れる事もないです。
期間満了やトラブルなどの何らかの理由があった場合のみ里親関係を解除される場合があります。
一定期間は里親として過ごし、養子縁組を組む事が許可されれば、子どもの籍を自分の籍に入れる事が出来ます。
補助金 有り
里親の種類や子どもの人数・年齢によって変わります。
無し
一時的な補助ではなく、養子縁組を組むまでの期間とされているから
養育里親や専門里親の場合

手続きの際に、援助が必要な子どもをどれくらいの期間育てるのか決まります。
期間が満了したときに、子どもと別れる・期間の延長(第三者による決定)のどちらかになります。

さらに、親権もなく、実親の代わりに養育をしているということで、里親手当というものも支給されます。

養子縁組里親の場合

最終的に養子縁組を組むことが前提となっているので、期間というのは決められていません。

養子縁組を組んでしまえば、親権も養親に移りますし、子どもと同じ籍にもなります。

この里親に多く該当することになるのが「特別養子縁組」という制度です。

特別養子縁組という制度は、6歳未満の子どもを養子として迎え入れる際に使われるのですが、条件の1つとして、6ヶ月間の監護期間が定められている事です。

監護期間中は、養子縁組を組んでいないので親子の関係が存在しない里親のような状態です。
6ヶ月間を一緒に過ごし、問題がないと判断されれば、晴れて我が子として家に迎え入れることになるのです。

養子縁組里親の条件

この、養子縁組里親を組む際の条件は、他の里親とあまり違いはありません。

養育里親研修と同じような研修を受けなくてはなりません。

基礎研修(2日間)…制度の説明やどのような子ども達が保護を必要としているかなどの理解

登録前研修(4日間)…子どもを養育していく為の知識、子どもの権利など

この養子縁組里親研修は、里親としての経験だったり、児童福祉の仕事をしていた場合に一部免除される場合があります

その他の補足

養子縁組里親研修を修了して、認定されている期間は交付日から2年間になります。

交付されたけれど、2年間何も活動していなかった場合は、更新研修を受けなくてはなりません。
※更新研修は1日程度

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